かたち惑星0916

地面に落ちた青葉を掌に載せて愛でることが可能な星の話

繭の外って難しいな(本当に?

温かい繭の中に覆われれば救われる
簡単な話
時計はぐるぐると回り続けるだけ
私の心臓の鼓動なんて私ですら聞かない
壁に掛けられたシンプルなカレンダーを見ても今日は分からない
温度調整の効かない鍋が置かれたテーブルの上の日めくりカレンダーはめくっていれば今日は分かる
2017人の友達の名前と顔
一日一人知り合う効率的な生き方
そんな人は世の中に存在する
断定
会ったこともないのに
自分の世界は私が認めた世界でなければならない
決まりに決まった世界の言葉の隕石が人が消えた廃村にまでも降り注ぐ
地球上、人の大地。
人の世界は単純だ
一人で木に生る果実、地を這う蛇、神の称号を受け持つ鹿と格闘しない者よ
役にも立たず、私のような、言葉を獲得出来ぬものの慰めの塔を建設しようとするには
嫌いな奴は嫌いだ。好きってなんだろうか
言葉は一つも繋がらない。そのような生き方を望むのか
祭りがあれば、夜空に彩られる夏の細やかさに、家から飛び出して、車が通り過ぎる歩道にて、感傷に浸る
今日も生きて明日も生きてきた。それ以上は存在しない。