かたち惑星0916

地面に落ちた青葉を掌に載せて愛でることが可能な星の話

許されないことは嫌だからって

考えることが罰ですか?
いることで解決されますか?
司法が介入しない私の問題
定まりきらないくせに住民な私
こうやって今、なにもしない理由を探ろうとすることこそが
頭の中でのお話で
誰も誰も全く関係ない
これは妄想であると常々自覚しなければ
頭の中で思い続けることの意味のなさ
世界の言葉から棚上げしようとし
気狂いの座礁に乗り上げたクジラ
この大陸は形をもたず
何億の歩行はゼロに等しい
しかし歩かなければならない
何億の歩行を経て呼吸を続けられる
おかしい
呼吸は立っているだけでは認められないのか
認められようとする
不実ではないか
不実はいけない
影に匂いを帯びた第三の腕の震え
不実の果実を樹木から引きちぎり赤く煮えたぎる胸へと溶かすな
ゲロなんか胸が苦しくて吐いたことがない
吐けないことが僕を苦しめる
殴ってくれ
父親が欲しい
母親が欲しい
涙が溢れて欲しい
どうしてこれほどに溢れないんだろう
俺に俺を許させて欲しい
今を認めさせて欲しい
苦しいことや嫌なことや好きなことや悲しいことを認めさせて欲しい
どうして俺は俺を許せない
今此処に生きていると赦しを請いたい
言葉という器に私の感情と現状をこめて贈りたい
俺は言葉を話せない
話そうとしない
言葉は使う者自体を意味する
言葉の量は世界そのもの
そのことを教えてくれたやつはいただろうか
聞こうとしたのだろうか
歳を経ていない
一つを区切りを経ていない
まだ幼稚園児
なにも積み上がっていない
こうしていれば言葉が使えなくとも生きていけるよって
言葉を認めることから遠ざかって
生きると隔てた時間が痛くて
私は自分のことを分かっているから
いつまでも続けてなんていられなかった
沈み込んだ
失敗した
賢者の条件の骨格子
骨だけ持っていても肉がない
私は私として生きていれば痛いから
痛いことから逃れた
ごめんなさい
そんな言葉は実はない
どうしてだろう
なんでだろう
永遠に思い続ける
肉を失うまでずっと